(in progress) Common Objects in Context

2025-
Special thanks to: Nirit Binyamini Ben-Meir, Haoran Hong, Prof. Hill Hiroki Kobayashi
ソース:
– 音: Radioactive Live Soundscape Project
– 画像データセット: COCO2017 (Microsoft COCO / COCO Consortium)

東京大学の小林博樹研究室の主導により2016年から続くプロジェクト「Radioactive live soundscape」では、福島第一原子力発電所事故により放射能汚染が残る帰還困難区域内に、環境音の収録と送信のためのステーションを設置し、現在まで環境音データの取得とライブ配信を続けている。2025年10月に、私はそのステーションを訪問する機会があった。その際、かつて家畜であり、現在は半野生化して生きる牛たちを見つけ、車内から撮影した。

非常に特殊な環境にいるが、牛はあくまでも牛だった。そこにいた牛の、そして牛一般の、運命を思った。

Common Objects in Context(COCO)」は物体検出などの画像処理に使われる大規模画像データセットであり、ここには「牛」のラベルがついた画像も数千枚含まれている。そのデータセットの中から、訪問時に撮影したビデオに映る牛の姿に一番よく似た姿の牛が含まれる画像を選び出し、ビデオの隣に表示するアルゴリズムを作った。映像には、撮影時刻に取得された環境音データが使われている。

Exhibition view at “Ripples of Care”, Brompton Cemetery Chapel